ジャストサイズのパンプスで快適に
パンプスはビジネスシーンでも、プライベートのファッションでも活躍してくれるマストアイテムです。
でも、長時間履いていると足が痛くなる、靴ずれする、脱げてしまうなど履き心地に関する悩みも多いもの。
そこで今回は、パンプスの選び方をご紹介します。
パンプスで痛みや疲れなどの不快を感じる原因は、足にフィットしていないものを選んでいることです。
足にフィットするパンプスを選ぶポイントは次の5点です。
第1はヒールの高さ。第2は靴の強度、第3は前足と爪先部分、第4は靴底、第5は靴の内側です。
まずヒールの高さですが、快適なパンプスのヒールの高さは3センチから5センチ程度です。
5センチ以上のヒールのものは、足が痛くなりやすいですし、足首をひねって傷めてしまうこともあるので要注意です。
またピンヒールのようなヒールの細いものは、足が安定しないので疲れの原因になります。
なるべくヒールの幅が太く、しっかりとしているものを選びましよう。
靴の強度もチェックしましょう。
チェックするのは、インソールの中央に埋め込まれた、シャンクと呼ばれる芯材です。
土踏まずのアーチを支え、足に体重がかかっても靴が歪まないように強化するためのものです。
靴の前足部分とかかとを持って雑巾を絞るようにねじっても、グニャリとねじれないものを選びましょう。
前足と爪先部分のチェックでは、まず前足部分が厚底になっていないものを選んでください。
前足部分の厚底は足全体を底上げしてくれるので、足が長く見える効果がありますが、足の指で地面をしっかりと捉えることができないので、突かれるの原因になります。
また、爪先部分が尖っているものよりも、丸形やスクエア型の方が、足の指が圧迫されないので快適です。
靴底もチェックしてください。靴底に滑り止めのゴムが貼ってあるかどうか、確認しましょう。
滑り止めがついていない場合は、シューズショップや靴修理店で滑り止めを貼ってもらうことをおすすめします。
靴の内側のチェックでは、土踏まずのアーチをしっかりと支える形状や、弾力性があって衝撃を吸収する素材を使っていかを確認しましょう。
内張りの素材は本革のものが通気性があるので足が蒸れにくく、おすすめです。
ためし履きでのチェックポイント
ためし履きでは、つま先に1センチ程度の余裕があるかをチェックしましょう。
爪先がきついと、爪や足の指がこすれて痛みの原因になります。
また、つま先を覆う部分に足の甲がフィットしているかも確認してください。
足の甲と靴の間に隙間があったり、爪先を覆う部分が狭いものは安定性がないので疲れやすく鳴ります。
このほかにも、かかとを上げたときに、靴がしっかりと曲がって足にフィットするかもチェック。
かかとが脱げてしまうものはNGです。
パンプスで快適に過ごすためには、靴選びが何よりも肝心です。
妥協をせずにしっかりとチェックしましょう。