ダイエットの大敵でも大丈夫?
ダイエット中の方は炭水化物が含まれる食品を意図的に避けていないでしょうか?
炭水化物は太りやすいと言われているため、食事メニューから炭水化物を抜くダイエットを実践中の方も多いはずです。
一般的にはダイエットの天敵と考えられている炭水化物ですが、私たちが健康的に生きるためには欠かせない栄養素です。
全く摂取しない状況が続くと健康はもちろん、美容にまで大きな影響を及ぼす可能性があります。
完全に摂取量をゼロにすることは避けるべきですが、太りたくない…。
こんな葛藤に頭を悩ませている女性も多いはずです。
できるだけ太らないように、炭水化物をヘルシーに食べる方法について確認してみましょう。
糖質を体内に吸収させないのがポイント
ご飯やパンなどに含まれている炭水化物を摂取すると太りやすくなるとされているのは、糖質が原因だとされています。
炭水化物に含まれる糖質は私たちが生きるために欠かせないエネルギー源になりますが、過剰摂取すると脂肪を溜めこみやすくなるため注意が必要なのです。
必ずしも炭水化物が悪いというわけではなく、あくまでも過剰に摂取し過ぎるのが悪いことになります。
きちんと適量を守っていれば決して太りすぎるものではないことを理解しておきましょう。
糖質として体内に吸収させないためには、よく噛んで食べることが重要なポイントです。
あまり噛まずに飲み込むようにして食事を摂っている方がいますが、急激に血糖値が上がって脂肪を溜めこみやすくなる原因になります。
できるだけ糖質を溜めこまないためにも、しっかりと噛んで時間をかけて食事を摂ることが大切です。
また、夜間は体を休ませて日中は活動的に過ごさなければいけないことから、できるだけ夜は炭水化物の摂取を控えて日中に食べることを心がけてください。
朝食に炭水化物を抜き、夜に食べているという方は全く逆効果になるので注意が必要です。
炭水化物を糖質として吸収させない方法としておすすめしたいのが、調理法です。
調理の仕方で一工夫するだけでも糖質の吸収を抑えることができます。
例えばごはんは酢飯にしていただくようにするのがおすすめです。
ただし注意しなければいけないのが酢飯にも砂糖を使用していることです。
ごはんの炭水化物に加えて砂糖の糖質も加わるため、過剰摂取になるリスクが高くなります。
酢飯を食べる際にもできるだけ量を控えるように心がけてください。
お寿司はどうしてもたくさんの量を食べたくなるので、自分の中で今日は何貫まで食べても良いと決めておくことをおすすめします。
酢以外にもレモン汁や牛乳も糖質の吸収を抑えてくれる役割があります。
これらの食材を調理の際に活用し、できるだけ体内に吸収させない工夫をしてください。