美肌に小顔…女性の悩みを一気に解決
鍼灸といえば、日本の伝統的な健康法です。
既にご存知の方も多いと思いますがこの鍼灸は健康増進というだけでなく女性の美容にも高い効果があるということで、エステ感覚で通うことができる施設も多く見られるようになってきました。
女性にとって加齢とともに悩みが大きくなってくるのが肌のハリやツヤの喪失ですが、鍼灸治療を受けることで体内の若返りのツボを押すことができるので短期間のうちに見違えるほどの肌質を実感できるようになります。
これまでエステでマッサージなどを受けてきたけれども今ひとつキレイになったという実感が持てないという人には、一度この鍼灸治療を受けることをおすすめします。
実際に施術を受けた人の感想を集めてみても、「こんなに短期間で効果が実感できるなんて初めて」という意見が目立っています。
鍼灸治療においては短めの針を顔や体のツボとなる部分に刺して、その刺激によって体内の活動を活性化させるという方法が取られます。
受けるまでは「体に針を刺すなんてちょっと怖い」と思っていたような人も、受けてみると全くといってよいほど苦痛もなく、ぎゃくにあの独特の感覚がくせになってしまうなっていうこともあります。
針を顔に刺すのに本当に痛くない?
とはいえ初めて施術を受ける人にとっては顔に針を刺すということ自体に強い抵抗感があるものですよね。
お医者さんなどで注射を受ける場合もあんなに細い針なのに刺さったあとにはそれなりの出血があり痛みが長く残ることもあります。
注射針や縫い針も確かに先端が非常に細く作られていますが、鍼灸で使用される針はそれよりもさらに細く、先端部分は0.2mmというサイズであるとともに軽く触れただけでぐにゃりと曲がるような弾力を持ったものとなっています。
人の体が痛みを感じるときというのは「痛覚」という体中にある神経に刺激が伝達することによって起こるのですが、この感覚にも限度があり一定以下の刺激を「痛み」として認識することはありません。
また鍼灸をする場合には注射や縫い針のように手動でゆっくりを差し込むのではなく、先に鍼管という刺し位置を定めるために筒を置いてそこに針を落としこんで押しこむという方法をとります。
このスピードの早い差し込みをした場合、痛覚を感じる前に針が皮膚の中に入り込むということもあるため、痛みどころかほとんど感覚もありません。
この鍼灸独特の差しこみ方法はきちんと資格のあるプロの人でなければできないことになっている特殊な技術です。
ですので普段自分で針をさしてしまうときの感覚とは全く違うものだというふうに思えばよいでしょう。
ただし針が刺さったときの直接の痛みではなく、針によってツボを突かれる瞬間に体に重く響くような感覚を感じる人はいるようです。
これを「鍼のひびき」と言うようですが、これに慣れることができるかどうかが鍼治療との相性と言えるかもしれません。
鍼灸が健康効果をもたらすしくみ
鍼灸はもともとは怪我や病気などにより体に痛みを感じる人に対しての痛み軽減治療の方法として広く使用をされてきました。
現在でのスポーツ選手や出産後や加齢による腰痛・肩こりの治療に使用をされることもあります。
鍼治療のしくみは体の「経穴」というツボに鍼を打ち込むという刺激を加えることにより生体エネルギーの「気血」の流れをよくするという方法をとります。
もっというと病気やストレスで固くなった筋肉の部分に鍼を刺すことで、その硬さをとりのぞき円滑に血液が流れるようにしていくということです。
実際に鍼治療を受けた人の感想に、終わったあとスーッと体が軽くなったということが言われることもよくあるのですが、これは緊張した筋肉が和らぎ体内の血液などの流れが潤滑になったということから来るものでしょう。
美容鍼灸では本人の肌の悩みなどをカウンセリングで聞き取り、そこからどの流れを良くすることが効果的かということを医院で判断して治療していきます。