ダイエット中の間食にも勧められるアーモンド
ダイエット中の人にとっては食べられる食品は限られてくるものですが、その中にあって推奨をされているのがアーモンドです。
アーモンドは手軽に食べることができて栄養価も高い健康食品として世界的に知られており、ダイエット中の人以外にも美容のために日常的に食べるようにしている人が多くいます。
アーモンドの健康効果の高さは含有するビタミンEの量の多さに由来しています。
ビタミンEといえばアンチエイジングや美肌系のサプリメントでおなじみの成分であり、ストレスや紫外線などによって肌が受けたダメージを回復してくれるための働きをしてくれます。
肌は紫外線を強く受けたときには皮膚の内側でメラニン色素を生成し、それが代謝力が落ちることでいつまでも皮膚の内側にとどまってしまうことによりシミやそばかすのような肌トラブルの原因になってしまいます。
そこで抗酸化物質であるビタミンEを多く摂取することにより、メラニン色素を生成する働きをする活性酸素を取り除きシミやそばかす、肌のくすみが起こりにくい体質を作っていくことができます。
他にもアーモンドには肌老化を促進してしまうAGEsという成分を減少させる成分も含有していると言われており、美肌効果を得たい人にとってはとても有用な食品です。
アーモンドをおやつに食べることのメリット
ダイエット中の人へのアドバイスとして、「もし食事の間に空腹感を感じたらアーモンドを食べるようにするといいい」といったことが言われることがあります。
これはアーモンドの健康成分がダイエット中で欠乏しがちな栄養分を補ってくれるということの他に、摂取をすることで体内の脂肪を燃焼しやすい状態にすることができるからです。
アーモンドには先述のビタミンEの他にビタミンBも豊富に含まれており、体内のタンパク質を糖質へと分解してエネルギーにしてくれるという働きがあります。
そのためビタミンBを多く含む食品を多く食べるようにすると食事をしたときに太りにくくなるとも言われており、まさにダイエット中には最適の食品と言えます。
もちろんアーモンドそのものにもカロリーがありますので食べ過ぎるとその分太る可能性はありますが、一日あたりの適量を守って使用をすれば他の食品を食べるよりもずっと健康的にダイエットを進めることができます。
食べるときには無塩の素焼きのものを選びましょう
アーモンドを食べるときに注意したいのが、お酒のおつまみ用として販売されているような味付きのものは使わないようにするということです。
お酒のおつまみ用として販売されているナッツ類は、お酒にあうように味付けを濃い目にしているものが大半です。
そのためアーモンドを食べると一緒に塩分も摂取することになってしまい、一日あたりの塩分摂取量が過剰になってしまう危険性があります。
過剰な塩分はむくみの原因にもなりますし、高血圧からの生活習慣病を招く恐れもあるので特にダイエット中には厳禁です。
一日あたりの適量は成人の女性でだいたい25粒くらいとされています。
25粒は一度に食べても少しずつ食べても問題はないので、お腹が空いてしょうがないときにちょっとずつつまむようにするというのがおすすめです。
またアーモンドの茶色い皮の部分にはポリフェノールが大量に含まれているのでできるだけ皮付きのものを選ぶようにしましょう。