プチ整形と整形の境界線は?
近年は、プチ整形をする若い女性が多くなりました。ツイッターやインスタグラムなどのSNSでも、整形に関する報告をすることも珍しくありません。以前までの整形を隠す風潮が今では、整形に関して前向きに捉える人が多くなっています。
一方で、整形は抵抗があるけれど、プチ整形なら大丈夫という考えをもつ人もいます。そもそも、整形とプチ整形は何が違うのでしょうか。今回は、整形とプチ整形の違いについて女性の声やそれぞれの特徴について紹介していきます。
整形の程度や数
整形やプチ整形の違いについて、「いじった範囲が大きいか小さいか」という声があります。確かに、プチ整形で使われる「プチ」という言葉は、フランス語で小さい、ちょっとしたという意味を表します。それが使われているプチ整形は、術の対象範囲が一定よりも小さく、対照的に整形は一定以上の範囲を超えた場合に使う言葉、という見解もできます。
例として、唇や二重など部分整形はプチ、それ以上の範囲になると整形だという考えです。また、施術の規模ではなく、整形する部分の数によって区別できるという見方もあります。
メスを入れるかどうか
意見が多かったのが、メスを入れるかどうかの違いで整形かプチ整形に分けられるというものです。調べてみると普通の整形とプチ整形には施術に特徴がみられ、一般的な整形に対してプチ整形では、メスを使用しないという特徴をもっています。
医療道具が限定されているため、一般的な整形に比べて施術の内容も異なり、施術範囲も小規模に。値段も安くて時間も短いことから、「手軽、簡単」といった印象に合わせて「プチ整形」と呼ばれるようになったのではないかといわれています。
二重手術でも、メスを入れる整形方法と、メスを入れない整形方法があります。メスを入れる整形は術後に大きく腫れるため、しばらくは人前に出られない状態になります。しかし半永久的に形を維持できるため、一度手術をするだけでいいというメリットがあります。
メスを入れない二重整形は、まぶたを縫う方法があります。こちらは手術用の針を使うのですが、腫れが少ないため、翌日からでも出かけることができます。しかし何年も経過すると糸が切れることがあるため、再び手術しなければいけないケースもあります。
また、まぶたが生まれつき厚ぼったい人や、奥二重の人は、眼瞼下垂という病気の可能性があります。眼瞼下垂の場合は保険適用が効くこともあるので、一度クリニックに確認してみるといいでしょう。
見た目に変化があるか
整形の程度や数、メスを入れるか入れないかといった整形の特徴以外にも、整形かプチ整形かどうかを判断する人もいるようです。
金融機関で働く26歳の女性には、「見た目に明らかな変化があるか」が整形とプチ整形の違いで区別できるとしています。顔の形や体形など明らかにバレてしまう術は整形、整形した本人でないとわからないものはプチ整形になるようです。
似たような意見に、事務職に勤める27歳の女性も、「見た目ではわからない整形」はプチ、「見た目が変わったとすぐに感じさせる整形」が普通の整形という声がありました。
この分類方法だと、同じ手術でも人によって目立つ目立たないが違うため、分類が複雑になります。例えば彫りが深い人は、涙袋を作る整形をしても自然に馴染んで目立ちませんが、彫りが浅い人は涙袋を作っても、目の下が目立ち、明らかに整形したと分かるような顔になってしまいます。
整形やプチ整形に関しては様々な意見を紹介していきましたが、どの意見にも共通しているのは、整形の程度になります。プチ整形程度であれば、堂々と告白する人が多くなったように、美容整形に対する価値観が変わっているのがうかがえます。
プチ整形を考えている人で、クリニックの利用に抵抗のある人も一度、実際にクリニックに足を運んでみてはいかがしょうか。
また、プチ整形に加え肌から美人になりたい人は医療脱毛も一緒に行ってもいいかもしれませんね。
>>参考:おすすめ医療脱毛の情報