美まつ毛をつくる方法

まつ毛

まつ毛が抜ける!なぜ?

目を大きく、印象的な瞳を演出するためには、美しいまつげは欠かせません。
長く、くるんと上向きのまつ毛に憧れる女性も多いのではないでしょうか。
というのも、日本人のまつ毛は欧米人に比べて短く、本数も少なめです。
欧米の女性のまつ毛の長さは平均8.1ミリですが、日本女性の平均は6.8ミリです。かなり違いますね。

まばらなまつ毛に、コンプレックスを抱く日本女性はとても多いのですが、さらに、まつ毛が抜けやすいという悩みを抱えている人も大勢います。

まつ毛にコンプレックスがあるからと、マツエクやまつげパーマをしたり、ホットビューラーでまつ毛を上向きにさせたり、つけまつげをするなど、まつ毛に負担をかけると、まつ毛が抜けやすくなります。

さらに、栄養バランスが偏った食事や、運動不足による血行不良などもまつ毛に悪影響を与えるので注意しましょう。

美まつげになるケア方法

まつ毛は髪の毛と同じように、生え変わるサイクルがあります。すべてのまつ毛が一度に生え変わるわけではなく、それぞれが一定の周期を保ちながら、抜けては生えるというサイクルを繰り返しています。
生え変わるサイクルは、成長期から退行期、終止期の3つのステップを繰り返します。
その期間は個人差がありますが、約3週間から3か月程度です。

成長期でまつ毛が伸びて成長し、退行期で成長が止まり、終止期で髪の毛が抜けます。
ですから、成長期の期間が長いほど、まつ毛は長くなります。

では、どうすれば長いまつげを育てるとができるのでしょうか。
先ほどにも挙げたようにマツエクやつけまつげ、ホットビューラーなどで、まつ毛に負担をかけるのをなるべく控えましょう。

また、運動をしたり、肌のマッサージをしたりして、血行を促すことも大切です。

それから、まつ毛の毛穴をふさがないように注意してください。
アイメイク製品は汗や涙でにじまないように、落ちにくい強力なタイプのものが増えています。
ですから、クレンジングをするときに、十分にメイクオフできていないことがあるのです。

メイクオフが不十分だと、メイクが毛穴に詰まり、皮脂となって毛穴を塞いでしまいます。
これでは、まつ毛が生えにくくなります。しっかりとメイクを落とすよう心がけましょう。
しかし、ゴシゴシとこすって落とすのは危険です。
摩擦による刺激で、まつ毛が抜けやすくなり、まぶたもたるむ危険があります。そっと優しく、ていねいにメイクオフしましょう。
目の過度な疲労もドライアイや眼瞼下垂などの症状も引き起こし、まつげにとってもプラスではありません。

また、1週間に2、3回、ホットタオルを目に乗せて、目の周りを温めるのも効果的です。
これによって毛穴が開き、毛穴につまった老廃物を排出しやすくなります。
疲れ目も解消するので、瞳も美しくなります。

印象的な目元に欠かせないまつげ、美しく育てましょう。

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