セミナーに参加する意味って?
ビジネスセミナーといっても、無料のものもあれば、有料であれば数千円~数百万円と、費用もかなりの差があり目的やジャンルも様々です。
セミナーを最大限活用するためには、どのようなことを心がければ良いでしょうか。
最初にやるべきことは、動機をはっきりさせることです。
何を得るために参加するのか、自分がどうなりたいのかを明確にイメージすることで、セミナーから得られる知識や情報の価値を高めることができます。
知識や技術、人脈、市場のニーズ把握など、何を獲得したいのかを言語化しておくことで意味を持たせることができるでしょう。
セミナーを自分のものにするノウハウ
セミナーに関連する書籍を読んだり、Webなどで基礎的な知識は事前に頭に入れておいたりすると、セミナーの内容への理解がより深まるのでおすすめです。
ただし、すでに知っていることを話していても初めて聞くつもりで臨みましょう。
知っているつもりでも、他の人の言葉で聞くことで新たな知見が得られるかもしれませんから、素直な気持ちで聞くことも学びを深めるコツです。
セミナーでは講師と直接交流できることも大きなメリットの一つですから、質疑応答のときは疑問があれば質問をしてみましょう。
とはいえ、他の参加者にも配慮をし、質問は簡潔にまとめることを心がけましょう。
受講中は、通知音やデジタル機器の画面の光など、周りの迷惑にならないように気を付けましょう。
パソコンを持ち込んでメモを取る人も見かけますが、キーボードの入力音は意外と響きます。
持ち込み不可の場合もありますので、受付の際に確認をとりましょう。
セミナーでは録音や撮影が禁止されていることも多いので、無断で録音したり撮影したりすることは控えましょう。
また、許可されている場合でも他の参加者が入り込まないように撮影したり、写真をSNSに載せるときは許可を取り顔にモザイクを入れたりするなど、個人情報には十分に配慮しましょう。
知人同士で参加するときは、グループを作らないこともセミナーを有効活用するために意識したいポイントです。
他の参加者と交流を深め、人脈を広げることができるのもセミナーの利点です。
もし貴方に興味を持ってくれた人がいても、知人同士で固まって盛り上がっていたら話しかけづらくさせ、貴重なチャンスを逃してしまうかもしれません。
話しかけやすい空気を作ることも大切です。
セミナーを自分のものにするには、セミナー参加後すぐに実践する時間をスケジュールに組み込んでしまうのがおすすめです。
セミナー参加直後はモチベーションもアップし、学んだことを取り入れようと思うのですが、忙しさにかまけて後回しにするうちにすっかり忘れてしまいがちです。
強引にでも予定を入れ、行動に移すことがセミナーを最大限活用する最も大事なノウハウです。