角の立たないようにお断りを
ある程度職場内で責任のある仕事を任されるようになると、急に仕事を依頼されることがあるものです。
そんな時に限って彼とデートの約束があったり、家族の誕生日で早く帰りたい、他の仕事があってとても手が回らないなどの理由ですぐには仕事ができないケースがあります。
だからといってあっさりと断ってしまうと角が立ち、上司や同僚との関係が悪化する可能性もあります。
仕事をしている女性は良好な人間関係を築くためにも、上手に仕事をお断りする方法を覚えておくことが大切です。
納得できる断り方が大事!
上手な仕事の断り方として心がけたいのは、相手を納得させる理由をきちんと伝えることです。
こちらの言い分ばかり主張しても、相手が納得してくれなければただ反感を買うだけの結果になります。
すぐに仕事ができない理由をきちんと伝えること心がけてください。
ただし、正直に理由を伝えなくても問題ないです。
例えば「今日はデートの約束が入っていたのでお引き受けできません」と伝えてしまうと反感を買うのも当然です。
仕事よりも恋人と会う方が大事なのか!と立腹される可能性があり、職場内の信頼関係も大きく揺らぐと考えられます。
どうしても外すことができない用事があることを伝えることで、仕方がないなと納得してもらえるはずです。
本当は彼氏との約束があった場合でも、わざわざ彼氏とのデートという理由を言う必要はありません。
今日は用事があるということだけ伝えるだけでも十分です。
やる気はきちんと示しましょう
どうしても外せない用事がある代わりとして、どんな仕事ならできるのかというやる気を示すことも大切です。
ただ単に頼まれた仕事を断ってしまうと、単純に仕事をしたくないだけなのだと思われてしまいます。
そうではなく、本当は仕事をする意思があるけど、どうしても用事があるから引き受けられないと伝えることが必要です。
「今日は用事があるので6時までならできますが、残りは明日の朝一でやらせてもらいます」と伝えると、どうしても用事があるので仕方がないなと納得してもらい、仕事に対する意欲を感じ取ることもできます。
ただし注意しなければいけないのが、頼まれた仕事を優先させることで元々あった仕事に支障が出ないように配慮してください。
断り方にトゲがあると信頼を失います
本音としては元々あった仕事以外に余計な仕事を引き受けるのは避けたいものです。
あまりにも無理難題を突き付けられると、その場ではっきりと「無理です!できません」と断ってしまいたいものですが、その場で即答してしまうとやる気の無さだけが強調されてしまいます。
仕事を引き受けられないけど、その代わりにどんなことができるのかという案を伝えることが大事です。