玉の輿のチャンスをつかめ!セレブ妻になるためのアドバイス

南の島で旅行する夫婦

ネットで一時流行したアメリカの経営者が教える玉の輿に乗る方法

2007年にアメリカのコミュニティサイトに「banker in NYC(ニューヨークシティの銀行家)」というHNの人物による文章が投稿されました。
これはその後アメリカだけでなく世界中に拡散し、日本でもインターネットでかなり有名な話となりました。

投稿はCraigslitという自由に質問と回答ができるコミュニティサイトのもので、質問主である25歳の女性が「最低でも年収50万ドル以上稼ぐ人と結婚したいのですがどうしたらいいですか?」といった趣旨の質問をしたことに端を発します。

回答者は最初「banker in NYC」でしたがのちに「J.P.モルガン証券のCEO」として改変されたバージョンもありますが、回答の内容はだいたい一緒です。

もう少し詳しく説明すると、セレブ妻志望の25歳女性は自分の評価として「ハキハキしていて上品」「年収1万ドル台の人と付き合ったことがあるが不満だった」「同じヨガクラスに通っている女性で富豪と結婚した人がいるが、正直自分の方が容姿がよいし頭もよい」と述べています。

さらに質問では「お金持ちと出会うための場所は?」「お金持ちが結婚相手に求めているものは?」「25歳から狙うなら相手は何歳がよい?」といったことを質問した上で、「アッパーウエストに住む富豪の妻は平凡な見た目の人が多いのはなぜ?」とまとめています。

結婚はビジネスと同じで交換条件があるという回答

さてそうした難しい質問にbanker in NYCはどのように回答したのでしょうか?
まず最初に高所得者層のビジネスマンが結婚相手に対して考えるのは「交換条件」であるとします。

つまり25歳の彼女が結婚相手の収入を求めるのであれば、相手からも同様にその金額に見合う容姿が求められるということです。

しかし通常ビジネスを行って成功をすることができる富豪は年収は時間の経過とともに高くなっていきます。
一方で25歳女性の容姿はもってせいぜい5年程度であとは減価償却として次第に目減りしていくことになります。

ですので賢いビジネスマンならば自分の出資に見合う取引ではないと考え、結婚という長期契約は行うことはないと結論づけます。

仮に付き合うことがあってもそれは容姿という資産の価値が認められる間なので、売り時になった株を売却するようにさっさと手放されてしまうでしょうと述べます。

そして最後のまとめとして、「年収50万ドル稼ぐ人を探すよりも、自分で年収50万ドル稼げるようになる方が確実です」としています。

セレブ妻となるためには、自らを資産としたときに年齢とともに価値が上昇していくと相手に信用させることができるかどうかが大切ということなのでしょうね。

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