束縛って何?
恋愛トラブルの一つに、束縛があります。
束縛とは、相手の行動を制限したりしようとする行為のことで、恋愛の場合には「自分だけを見ていてほしい」「ほかに気になる異性が現れないか心配」という気持ちから、相手を束縛しようとすることが多い傾向にあります。
付き合い始める前には全く兆候がなかったのに、付き合い始めたら急に束縛がひどくなったというケースは少なくありません。
その際には、相手の普段の行動からその人が束縛する傾向にあるかどうかを予測すると良いでしょう。
例えば、相手のスケジュールを知りたがったり把握したがる人は要注意です。
あなたがいつどこで誰と何をしているかが分かれば安心できるのですが、分からなければストーカーのように調査するかもしれません。
連絡が遅いと激怒する人も、気を付けましょう。
誰でも日常生活の中では、連絡が来てもすぐに応対できないことはあるものです。
電源をオフにしているだけでも激怒したり、メールの返信が遅いとキレる人は、付き合い始めてからの束縛がひどい傾向にあります。
その他にも、異性とのおつきあいはもちろん、同性との付き合いに対しても嫌な顔をしたり妨害しようとする人は要注意です。
束縛する人の心理を知りたい
束縛は、愛情の裏返しです。
相手のことを好きだからこそ他の異性に対してやきもちを焼くわけですし、いつでもずっと自分のそばにいてほしいと感じるものです。
しかし束縛は、する側にとっては自身の気持ちを正直にぶつけているだけでも、相手にとっては大きな負担となってしまいます。
重いと感じるでしょうし、束縛が続けば嫌気がさしてお別れすることになる可能性もあります。
相手を束縛する人は、自分に自信がないことが多いという特徴もあります。
自分の価値を高めることで相手を引き留めようと考えるのではなく、相手を束縛することで他に行けないような状況を作り出そうとするのです。
裏切られるのが怖いという恐怖心もあるかもしれません。
過去にトラウマ的な経験をしたことがある人は、裏切られないようにと相手の行動を把握したがりますし、ライバルが現れないように試行錯誤することもあります。
対処法はある?
束縛されるのが嫌な人は、そうした相手とはお付き合いしないことが最善です。
しかし、相手のことを好きでお付き合いを続けたいけれど束縛だけはきついからやめてほしいというのなら、相手が不安を感じなくて済むように安心させるという方法がおすすめです。
例えば相手は自分の居場所や行動が分かれば安心するので、連絡をこまめに入れたり、自身のスケジュールを教えるという方法も解決策の一つです。
相手の不安を取り除くために積極的に愛情表現することも、束縛対策として有効です。
相手は、自分が愛されていると感じられれば安心します。
そうすれば、あなたがどこで誰と何をしていても最終的には自分の所に戻ってくるという余裕が生まれるのです。