むくみのセルフケアについて
朝から顔がパンパン、鏡を見てテンション急降下……という経験、女性なら一度はしたことがあるのではないでしょうか。
顔のむくみは、1日のテンションを左右すると言っても過言ではありません。
むくみのセルフケアをし、スッキリ小顔をキープしましょう。
顔がむくむ原因は、首や頭皮のこりによるものです。
顔のリンパ液は、実は首が通り道になっており、この通り道がこっていると、リンパ液が循環せず顔がむくんでしまうのです。
顔のむくみが気になったら、まずは顔や目元をレンジでチンした濡れタオルなどで顔を温めてみましょう。
冷えはむくみの大敵です。
十分に温まったら、次は舌を突き出して左右に動かし、顔の体操をして血行を良くしていきましょう。
血行が悪いと、血管から染み出た水分の回収がスムーズに行われずむくみやすくなります。
酷いむくみのときは、時間をかけて丁寧にマッサージするのもおすすめです。
顔の内側から耳にかけて押し流すようにし、リンパ液が首に向かって循環するようにマッサージしましょう。
セルフマッサージをするときは、オイルなどを使用して必要以上に摩擦してしまうのを防ぎ、肌に負担がかからないように気を付けましょう。
むくみを防ぐ食材とは
むくみを防ぐには普段の食生活も大切で、塩分や水分の摂りすぎはむくみの原因の一つになります。
スイカやアボカドなどに含まれるカリウムは利尿作用があり、過剰に摂取した塩分を体外に排出してくれる効果がありますので、塩分を摂りすぎたときにはカリウムを含む食品を特に意識して摂取してみましょう。
カリウムは熱や水に弱い性質を持っているため、生のまま食べたり、溶けだした成分を一緒に摂れるスープにして食べたりするのがおすすめです。
できるだけ食事から摂取するのが望ましいですが、食事に気を遣う余裕のないときは補助的にサプリを取り入れるのも良いでしょう。
不安がある場合や病気療養中の場合は医師に相談し、過剰摂取には気を付けるようにしましょう。
むくみのケアは?
むくみ知らずになるためには、むくみが出る前にケアをすることが大切です。
まずはひざかけやカーディガンなどでこまめに体温調節をし、体を冷やさないことを心がけましょう。
冷たい飲み物や食べ物をできるだけ控えることも意識し、入浴の際はシャワーだけで済ませずにお湯につかるとリラックス効果も期待できます。
体を温める程度の適度な運動の習慣をつけることも、むくみの防止には必要です。
寝る前に軽いストレッチをする習慣をつけると良いでしょう。
男性に比べて筋肉量の少ない女性はむくみやすいので、筋トレをするのもおすすめです。
血液の循環を良くし、むくみにくい体を作ってくれます。
また、睡眠不足や疲労もむくみの原因になります。
食生活や運動も大事ですが、毎日7~8時間の睡眠時間を確保し、休息をとって疲れを貯めない様にしましょう。